あなたは日常会話の雑談でこんな経験ありませんか?
・彼女に「面白い話して」って言われて、何も出てこずに自分のトーク力のなさに嘆く
・飲み会で自分だけ話題が思いつかず、なんだか居心地が悪い
・自分が話すと「で?」みたいな「ん?」みたいな雰囲気になり、話すんじゃなかったと思う
・社内で説明しても何言ってるかよくわからないと言われる、自分でもどうしていいかわからない
もしも、どれか一つでも当てはまるなら、読み進めてください。
きっとあなたのお役に立てると思います。
こんな悩みを解決するのがエピソードトークです。
エピソードトークが話せるようになるとメリットがたくさんあります。
1. 記憶に残る人になれる 「あの人の話、面白かったよね」と、あなたの印象が人々の記憶に刻まれます。これは、ビジネスでも私生活でも大きな武器となります。
2. 自然と親しみやすい雰囲気が醸し出される 話上手な人は、なぜか人望があります。それは、エピソードを通じて自分の人となりを自然に表現できているからです。
3. 日常の何気ない出来事が宝物に変わる 電車でのちょっとしたできごと、コンビニでの些細な出来事。今まで見過ごしていた日常が、キラリと光る話のタネに変わっていきます。
話のきっかけが自分から作れる
何回も使える
色々な人に話せる
楽しい時間になる
笑いが取りやすい
頭が賢いと思われる
なぜか
そして、しゃべる人だと思われるので、相手が話を聞いてくれやすくなります。
また、自分から話すため話しかけられやすくなります。会話はギブアンドテイクです。
エピソードトークと聞くと、テレビで芸人さんがやっているすべらない話が連想されますよね。
YouTubeにあるような3分とか5分もある長いすべらない話をエピソードトークと思っている方もいらっしゃいますが、そんな長い話ができる機会は、日常会話ではほぼありません。
テレビは視聴者に見せるものですから、話す側と聞く側の役割があり演じているだけです。番組だからできているだけです。
そして、芸人さんが話すようなきっちりとオチがある話でなくても大丈夫です。
エピソードトークとは要は印象的な出来事を話すことなので、対象は幅広いわけです。日常の些細なこと、電車でリュック背負ってる奴のリュックがバンバン当たってイラっとしたとか、
普段の生活で話すエピソードトークはプチエピソードがほとんどですから
30秒とか長くても1分半くらいで十分です。というのも普段の会話は基本的にラリーのように話をします。一人でずっと話すことの方が少ないです。人の話を黙ってずっと聞くのはしんどいですよね。質問とか、聞きたいこととか思い浮かびます。エピソードトークが長いと、質問されて話が別の方向にいってしまい、自分のエピソードトークが最後まで話せないこともあります。
PREP法と起承転結
話をする際にもう一つ気をつけたいことがあります。それは話の型です。
「起承転結」これは聞いたことがある話の型ではないでしょうか。結論やオチが最後に来る話の型です。
もう一つ有名な型がありまして、これはPREP法と言います。結論→理由→事例→結論の順番で話すと、わかりやすい話になる型です。
このPREP法の型は主にビジネスシーンで使われます。プレゼン、商品説明、結果の報告など様々なシーンで使えてとても便利な話の型です。
しかし、このPREP法をエピソードトークにはめると、最悪です。なぜなら最初に結論(オチ)をいってしまうことになるからです。
ミステリー小説で最初に犯人をバラしてしまうようなものです。そんな小説面白くないですよね。
話自体は面白いのに、話して笑いが起きない人は大体、オチを最初にいってしまっているか、オチを気付かれるようなことをいっています。
なので、話自体面白いのに、話して笑いが起きない人は最初にオチをいっていないか?と注意してみましょう。
なぜ、この本を書こうと思ったのか?
何を隠そう、私自身、エピソードトークが苦手でした。彼女に「面白い話して」って言われて、何も出てこずに自分のトーク力のなさに嘆いた回数はおそらく日本一です。
どうしたらエピソードトークが話せるようになるのか?スピーチやエピソードトーク関連の書籍を読んだり、芸人さんのDVDやYouTubeを見たり、すべらない話を書き写しているうちに、オチができる起承転結の作り方や話し方がわかってきました。
芸人さんのトークはとても面白くてうまくできています。
果たして、エピソードトークは難しいものなのでしょうか?
いいえ。難しくはありません。
型を知り、手順に沿って作り、ちょっとしたトレーニングをすれば誰でも話せるようになります。
本章は、笑いが起きるエピソードトークの作り方について特化して書かれています。ぜひ参考にして作ってみて下さい。