みなさん、こんにちは!笑いのコミュニケーションスクール代表の松本えるおーです。今日は、会話を楽しく、そして魅力的にする「触れて褒める」テクニックについてお話しします。
人と話すとき、どうすれば相手に好印象を与え、会話を楽しく展開できるのか悩んだことはありませんか?実は、ちょっとしたコツで会話の質が大きく変わるんです。「触れて褒める」テクニックを使えば、相手との距離を縮め、会話を楽しく弾ませることができます。
このブログでは、「触れて褒める」テクニックの具体的な方法と、それを実践する際のポイントをお伝えします。これを身につければ、初対面の人とも自然に会話が弾み、相手に好印象を与えられるようになりますよ。さあ、一緒に会話の達人への第一歩を踏み出しましょう!
まずは笑顔から!会話の入り口を開く魔法
皆さん、人と接するときに最初に何をしますか?そうです、挨拶ですよね。でも、単に「おはようございます」と言うだけじゃ物足りない。ここで大切なのが、ニコッと笑顔を添えることです。
私が20年かけて体系化した笑いのコミュニケーションスキルの中で、最も基本的で重要なのがこの「笑顔」なんです。笑顔は、相手に安心感を与え、会話の入り口を広げる魔法のようなものです。
例えば、こんな経験ありませんか?オンライン会議で、カメラをオンにしているのに無表情の人がいると、なんだか話しかけづらい雰囲気になってしまう。逆に、笑顔で参加している人がいると、その人を中心に会話が弾んでいく。
これは、笑顔が持つ力を如実に表しています。笑顔は、言葉以上に強力なコミュニケーションツールなんです。
「触れて褒める」テクニックの真髄
さて、笑顔で挨拶を交わした後、どうやって会話を展開していけばいいでしょうか?ここで登場するのが「触れて褒める」テクニックです。
このテクニックは、次の3ステップで構成されています:
- 相手の何かに「触れる」
- 相手の反応を見る
- 褒める
ポイントは、最初から褒めないことです。なぜなら、いきなり褒められても「え?そうかな…」と戸惑ってしまう人も多いからです。そうなると、せっかくの褒め言葉が空振りに終わってしまいます。
では、具体的にどうすればいいのか、例を挙げて説明しましょう。
「触れて褒める」の実践例
ケース1:新しい腕時計をしている同僚
- 触れる:「その腕時計、新しいですか?目につきました」
- 反応を見る:同僚の反応を観察
- 褒める:「素敵ですね!どんなところが気に入ってるんですか?」
ケース2:髪型を変えた友人
- 触れる:「髪型変えた?なんか違う気がして」
- 反応を見る:友人の反応を観察
- 褒める:「いい感じだね!どんな風にしてもらったの?」
このように、まず相手の何かに触れることで、相手の反応を引き出します。そして、その反応を見て適切に褒めるのです。
相手の反応に合わせた対応がカギ
「触れて褒める」テクニックを使う際、最も重要なのは相手の反応を見極めることです。
相手が嬉しそうに反応してくれたら、そこから会話を広げていきましょう。例えば、「その時計、どこで買ったんですか?」「私も欲しいなぁ。使い心地はどうですか?」などと質問を重ねていけば、自然に会話が弾みます。
一方で、「いや、別に…」といった反応だった場合は、無理に褒めるのではなく、「なんか目についてね。いいなと思って」とさらっと伝えるだけで十分です。ここで大切なのは、言葉と一緒にニコッと笑顔を添えること。これだけで、相手も嫌な気分にはならないはずです。
「触れて褒める」の応用編:相手の興味を引き出す
「触れて褒める」テクニックは、単に会話を始めるだけでなく、相手の興味や関心を引き出すのにも効果的です。
例えば、こんな使い方もあります:
ケース3:仕事で新しいプロジェクトを始めた部下
- 触れる:「新しいプロジェクト、進んでる?」
- 反応を見る:部下の反応を観察
- 褒める&興味を引き出す:「なるほど、面白そうだね。どんなところにやりがいを感じてる?」
このように質問することで、相手は自分の興味や情熱を語る機会を得ます。そして、あなたはその話を真剣に聞き、大きめのリアクションで応えることで、相手はますます話したくなるのです。
私の講座では、この「リアクション」についても詳しく教えています。相手の話を聞くときは、うなずきや相づちを大きめに。「へぇー!」「なるほど!」「すごいね!」といった言葉を添えると、相手はより話しやすくなります。
「触れて褒める」のNG例にも注意
ここまで「触れて褒める」テクニックの良い例を紹介してきましたが、NGな例もあるので注意が必要です。
NG例1:過剰な褒め言葉
「その服、すっごくおしゃれ!どこで買ったの?高そう!」
→ いきなり過剰に褒めると、相手を困らせたり、お世辞だと思われる可能性があります。
NG例2:相手の反応を無視した一方的な褒め言葉
(相手が「いや、別に…」と言っているのに)
「いやいや、本当にすごいよ!素晴らしい!」
→ 相手の反応を無視して褒め続けると、押し付けがましく感じられます。
こういったNGな例を避け、相手の反応を見ながら適切に「触れて褒める」ことが大切です。
まとめ:「触れて褒める」で会話力アップ!
今回お伝えした「触れて褒める」テクニックは、会話を楽しく、そして魅力的にする強力なツールです。ポイントをまとめると:
- まずは笑顔で挨拶
- 相手の何かに触れる
- 相手の反応を見る
- 適切に褒める
- 相手の興味を引き出す質問をする
- 大きめのリアクションで応える
これらのステップを意識して実践することで、あなたの会話力は確実にアップします。
でも、ここで一つ注意点があります。このテクニックを使う際は、決して演技をしているように見せないことです。自然な形で相手に興味を持ち、真摯に向き合う姿勢が大切です。そうすることで、相手との信頼関係も深まっていくのです。
さあ、明日から早速試してみましょう。同僚や友人、家族との会話で「触れて褒める」テクニックを使ってみてください。きっと、今までとは違う反応が返ってくるはずです。
そして、もっと詳しく学びたい方は、私の「笑いのコミュニケーションスクール」にぜひ参加してください。会話の笑い入門講座からマスターコースまで、あなたのレベルに合わせた講座をご用意しています。
一緒に、笑顔と褒め上手で、人生をもっと楽しく、もっと豊かにしていきましょう!