みなさん、瞬発力のある会話をするのって難しいですよね。会話中、相手の話を聞いてすぐに返事をしなければいけない場面って本当に緊張しませんか？
僕自身、昔は「瞬発力がない」「すぐに言葉が出てこない」というコンプレックスを抱えていました。飲み会でも、誰かが話しかけてくると「何か面白く返したい」と思っても、「うん」としか言えなくて情けない思いをしていたんです。
でも、実は瞬発力のある人って、本当の意味で「瞬発力がある」わけじゃないんです。彼らは時間を上手に稼ぐテクニックを使って、あたかも瞬発力があるように見せているだけなんです。
今回は、知っているとすぐできる「会話の時間稼ぎテクニック」をご紹介します。このテクニックを使えば、すぐに言葉が出てこなくても、スムーズな会話ができるようになりますよ。
なぜ私たちは会話で焦ってしまうのか
みなさんは、こんな経験ありませんか？
- 上司に突然意見を求められて、頭が真っ白になってしまう
- 合コンで話を振られて、何を言っていいかわからない
- 飲み会で笑いを取ろうとして、スベってしまう
これって本当によくある悩みですよね。
僕が講座で「会話の悩みはありますか？」と聞くと、ほとんどの方が「瞬発力がなくて困っています」と答えます。特に真面目な方ほど、「すぐに返事ができない」ことを気にしているんですよね。
でも、ここで大切なことがあります。
会話って、0.1秒で返事をしなければいけないものじゃないんです。むしろ、ちょっとした間（ま）があった方が、相手の話をしっかり聞いているように見えることもあります。
会話に瞬発力がある人が使う3つの時間稼ぎテクニック
では、具体的なテクニックをご紹介しましょう。
1. つなぎフレーズを使う
最も簡単で効果的なのが、つなぎフレーズです。
- 「えーと」
- 「うーん」
- 「なるほどですねー」
- 「そうですよねー」
- 「いいですねー」
これらのフレーズを使うことで、自然な形で考える時間を作ることができます。
【具体例】
上司：「この企画について、どう思う？」
あなた：「うーん、なるほどですねー。（考える時間）この企画は…」
このように、つなぎフレーズを入れることで、時間を稼ぐことができます。答えを考える時間が生まれます。
2. オウム返しを活用する
相手の言葉をそのまま繰り返すテクニックです。
これには二つの利点があります：
- 時間を稼げる
- 相手の話をしっかり聞いているという印象を与えられる
【具体例】
友人：「昨日、新しいラーメン屋に行ってきたんだけど」
あなた：「新しいラーメン屋さんですか」
友人：「うん、駅前にできた」
あなた：「へー、駅前にできたんですねー。（考える時間）」
そして、「繋ぎフレーズを言ってから、オウム返しする」WコンボもOKです。さらなる時間稼ぎができます😊
3. 聞き返しテクニック
これは最終手段ですが、時には効果的です。
「すみません、もう一度お願いできますか？」
「ごめんなさい、よく聞こえなかったので…」
ただし、これは使いすぎると逆効果になるので、本当に必要な時だけ使いましょう。
実践のコツ 上手な時間稼ぎ方
これらのテクニックを使う際の重要なポイントをお伝えします。
表情とトーンを意識する
時間稼ぎをする際は、表情やトーンが重要です。笑顔で、相手に興味を持っているような表情を心がけましょう。
講座で「会話のSEO対策」としてお伝えしている、Smile（スマイル）とOver（オーバー）の要素です。相手に好印象を与えながら、自然な形で時間を稼ぐことができます。リアクションを取りながら話を聞いていると、自分が話し始めたときに、聞いてもらいやすくなります。
映像化しながら聞く
相手の話を頭の中で映像化しながら聞くと、オウム返しや質問が自然に出てきやすくなります。
例えば、友人が旅行の話をしているときは、その場所の様子を頭の中で思い浮かべながら聞きましょう。すると、「その時天気はどうでしたか？」のような背景や「何を食べたんですか？」といった質問が自然に浮かんできます。
まとめ 瞬発力は時間稼ぎのテクニックで身につく
今回お伝えした3つのテクニック：
- つなぎフレーズを使う
- オウム返しを活用する
- 聞き返しテクニックを使う
これらは、すぐに使える実践的なテクニックです。
大切なのは、焦らないことです。
最初は繋ぎフレーズを言って、オウム返ししても出てこない時もあると思いますが、オウム返しをしているので、話を十分に聞いた感じで会話を続けることができます。
失敗してもバレませんので、チャレンジがしやすいのです。
皆さんも、今日からこれらのテクニックを意識して使ってみてください。きっと、会話が楽しくなってきますよ。
そして、このブログの内容についても、皆さんの感想や実践してみた結果を教えてくださいね。一緒に、もっと会話を楽しめる人になっていきましょう！
