これはどういう状況かというと、カルチャーセンターのような習い事の受付をされていらっしゃる方からのご質問でした。
生徒さんや先生がちょっと講座前に受付に寄っていかれるのですが、そのちょっとした時の話題が出てこなくて、無言の時間がプレッシャーで何を話せばよいでしょうか?
という質問内容です。
そうですよね。
時間にしたら10秒とか20秒くらいですもんね。何話したらいいか迷いますよね。
話というかちょっと声かけるくらいですよね。
こういった時は当たり障りのない天気の話で十分です。
相手も話をしようと期待しているわけではないですからね。
相手に話しかけてほしくなさそうな表情をされたらやめれば良いですし。
あと、便利なのは、褒めるですね。
褒めると言っても、無理やり褒めるのではなく、自分が目についたところ、視線が入ったところに触れる感じです。
小物、指輪、アクセサリー、メガネ、鞄、服、声の感じが明るいとか、言おうと思うと目についてきます。
無理やり褒めようとすると、褒めて相手が別に褒めてほしいとも思っていないポイントだったらどうしようとか考えてしまい、ハードルが上がると思うので、自分がいいなと思ったことをそのまま言う感じです。
「あ、その指輪いいですね。なんか自分好きです」
目についたところ、視線に入ってきたところについて触れます。
自分はいいと思ったと伝える。
言われた相手は「ありがとう」と一言返してくるだけかもしれませんが、嫌な気持ちはしないです。
あなたも自分の持ち物褒められて嫌な気持ちにならないのと同じです。
ちょうど相手も褒めて欲しいなと思っていたりすると「ほんと?嬉しー!」とはじまって、買った経緯とかのエピソードを話し始めて急に盛り上がる場合もあります。
人って自分に一番興味があるので、よく言われると嬉しいんですね。
僕もそうです。
これを読んでいるあなたもそうだと思います。
では。