講座でご質問をいただきました。
挨拶の後、話が続きません。何か良い方法はないですか?」さらにもう少し詳しく聞くと、、、
挨拶をした後、天気の話をしてもイマイチ話が続きません。
最近どうですか?と漠然に聞いて、相手が何もない場合ストレスになる聞き方かも?と思ってあまり多用できません。
もっと、良いフレーズや言葉はないですか?
こんな内容でした。
軽く挨拶した後の、話題があまりにもありきたりすぎて、自分の中で閉塞感がUPしてまうことってありますよね。
こんな時、便利な考え方が「ホメ寸止め」または「寸止めホメ」
ま、どちらでもいいんですけどね。
何かというと「目についたところを口にだす」です
自分の注意のいったところを、口に出して、触れる。
その人の持ち物や身につけているモノ(メガネ、シャツ、スーツ、カバン、靴、スマホ、装飾品、アクセサリー、文房具)
その人の特徴(髪型、肌、化粧、香り、声、喋り方、性格、体格、風貌、雰囲気)
「それ(自分の目がいったところ)、何ですか?なんか目がいきます、いいなぁと思って」
「それ(自分の気づいたところ)、どうしたんですか?なんか気になります、いいなぁと思って」
「〇〇さんって、いつもそう(自分の気づいたところ)ですよねー、なんかいいなぁと思って」
褒めるまでいかないです。
自分はいいと思ってますよ、までで止めます。
ここで、相手が思い入れのある事象だと、めっちゃ話してくれますので、会話が弾む流れになります。
相手がなんとも思っていない場合は、自分でいいと思ったことを伝えただけなので、褒めているわけではありません。
相手も褒められた時のリアクションをしなくてもいいので気が楽です。
自分から何か話題を提供しなくても、話を繋げて、ともすれば盛り上がる会話になります。
「ホメ寸止め」ぜひ使って見てください。
補足ですが、天気の話が悪いわけではありません。
「暑いですねー」
「そーですねー」
「朝の満員電車とか死にそうです」
「あはは、そうですよねー」
この共感の「そうですね」他愛のない一言ですが、大切です。
お互いに共感できる話題は何も考えずに安心して会話ができるからです。
相手が何も考えずにYESと答えることができる質問は、会話のスタート時には有効です。
「最近どう?」も悪いわけではありません。
相手が話したいことがあった場合は、相手が話すキッカケになるからです。
ですので、当たり障りのない話に加えて「目についたところに触れる」という選択肢も持っておくと、楽に話を広げることができます。
では。