8月9日 晴れ 池袋のデニーズより
おはようございます。松本です。
エピソードトークについてコツのようなものを先日書きましたが、やってはいけないことを今日は書きたいと思います。
エピソードトークが苦手だと言う方がいらっしゃいますが、トークの内容そのものの前に基本的なことがあります。
やってはいけない3つのNGです。
面白いエピソードトークにするためにやってはいけない3つのNG例とは、、、それは
声のトーンが変わらない
ハードルを上げる
オチに気づかれる
です。一つづつ見ていきましょう。
◆トークのNGその1:声のトーンが変わらない
エピソードトークでやってはいけない3つのNG例
人は自然と話をしている人の声のトーンで、「これはどんなリアクションで聞く話か」を判断しています。明るいトーンだと明るいリアクションを取るようにしますし、暗いトーンだと暗いリアクションを、嬉しいトーンだと嬉しいリアクション、静かなトーンだと静かなリアクション、こんな感じです。
ご自身が話を聞くときも自然とやっていると思います。
相手に笑ってもらいたい場合もこれは面白い話なんだよと雰囲気で伝わるように、明るいトーンで、普段より少し大きい声で話すように心がける必要があります。
テンション低めのトーンで話をしてしまうと、結果笑える話だったっとしても、聞いている相手はこれは何の話だ?と一瞬考えてしまうので、笑うタイミングを逸したり、最悪は面白い話と思ってもらえない場合もあります。ですので、面白いエピソードトークを話すときはトーンを明るくして話しましょう。
◆トークのNGその2:ハードルを上げる
エピソードトークでやってはいけない3つのNG例
「面白い話があってさー」と自らハードルを上げない。
最初に、面白い話があってさーと話し始めてしまうと、ハードルが上がってしまいます。何も考えずに言っている場合もありますし、「これから面白い話をするよ、笑ってね」という意味で言っている場合もあります。
どちらにしろ聞く相手からすると、最初から何かオチがあるとわかってしまうので、話の落差を低く感じてしまいます。そして、これから面白い話をするんだな、最後のコメント考えなくちゃと構えてしまい、聞く方は素直に話が入ってきません。だいたいスベります。
ちなみに「スベッた!」と思ったら、「ごめん、これオモロない話だったわ」とスベったこと自体を拾ってネタにすると笑いにつながります。
◆トークのNGその3:オチを気づかれる
エピソードトークでやってはいけない3つのNG例
オチまたは結果を最初に言ってしまう。残念ながらこれは面白いエピソードトークになりません。
正確にいうと、最初にオチを言って、後から話全体を話すこと自体はエピソードトークなのですが、面白いエピソードトークになりません。推理小説でも最初から犯人がわかっていたら面白くないのと同じです。
話を前半(フリ)と後半(オチ)に分け、オチは最後までバレることがないようにしましょう。話の途中で、オチが読めてしまうと笑いが半減してしまいます。話の前半と後半と書きましたが、文の長さは同じでなくても構いません。オチは最後の一言だけという場合もありますので。
今日はここまで。
では。