「自分の気持ちをいうのが苦手」コレ昔の僕もそうだったので、大体わかります(笑)
自分の気持ちを言えない人の心理ってこうだと思います。
焦っている姿や困っている姿を見られるのが恥ずかしい
せこいと思われたら恥ずかしい
知らないことがバレたら恥ずかい
自分のブラックな部分の本心を知られたら恥ずかしい
それで馬鹿にされたら嫌だ、とか
それで見下されたら嫌だ、とか
格下に思われたら嫌だ、とか
自分の発言で、周りの自分に対する評価が下がるの怖い。
要は、変なプライドが高いんです。
ここに尽きるのではないかと思います。
そして、あまりにもこの傾向が強いと、自分の気持ちをいう機会が激減します。
すると、いつの間にか「自分の気持ちや本心=恥ずかしいこと」みたいな方程式が出来上がり、ついに自分の気持ちをいうこと自体ができなくなってしまいます。
この自分の気持ちや感情が言えないは、会話においてとてもデメリットになります。
話が盛り上がりづらいんですね。
例えば「アイドルの誰々が20歳で結婚した」というネットニュースの話題になったとしたとします。
相手が「アイドルの〇〇、IT社長と結婚したね、まだ20歳だって」と話を振ってきました。
すると
「まだ若いのに、大丈夫?」とか言って、なんで上目線なんだよって思われたらどうしよ、とか。
「自分はそのアイドル結構好きだったからショック」とか言って、え?あのアイドル好きなんだ?趣味悪る!と思われたらどうしよう、とか。
「旦那さんがIT企業の社長じゃん、羨ましい」とか言って、自分も銭ゲバのように思われたら嫌だな、とか。
こんなふうに考えて、言えなんですね。
そのアイドルにまつわる豆知識とかあればまだ会話もつなぐことができます。
しかし、そのアイドルをさほど知らなかった時は(こちらのケースが多い)、言える豆知識的なものがありません。
そして、入ってくる情報なんて、自分が詳しくない情報がほとんです。
加えて、自分の気持ちも言えないとなると、、、
「アイドルの〇〇、IT社長と結婚したね、まだ20歳だって」と話が振られたら
「だってねー、、、」
「そうなんだ、、、」
終了!(笑)
こんな感じになりますよね。
なんという、薄っすい返し!
反抗期かよってツッコミ入りそうですよね。
ツッコミを入れてくれればまだ助かりますが、「そうなんだ、、、」の後に変な空白の時間ができたり、微妙な空気が流れたりすると居心地悪いですよね。
ちなみに、先ほどのような薄い返しに対して、自分の気持ちや感情を言うとこんな感じになります。
「まだ若いのに大丈夫かな?早く別れないか心配」
「自分はそのアイドル結構好きだったから、ショック」
「男性がIT企業の社長じゃん、羨ましい」
など自分の思ったことを言うと、相手も会話を重ねやすいんですね。
会話にガイドができる感じです。
相手も思っていることを言ってリアクションを返しやすんですね。
会話が重なってゆき、会話が続いても変な空気にはなりません。
ポイントは、相手にどう思われるかなんて、心配していないところです。
これを言ったら、相手になんて思われるだろう?
馬鹿にされないか?
プライドが高いので、ベクトルが自分ばかりに向いているのです。
ここで、ちょっと考えてほしいのです。
人は自分のことに一番興味があります。
あなたが自分にベクトルが向いているのと同じくらい、相手も相手自身にベクトルが向いているのです。
なので、あなたの言った自分の気持ちや感情なんて、どうでも良いんです。
相手をけなしているわけでも、攻撃しているわけでもないので、正直なんとも思っていません。
そして、次の日には忘れています。
あなたもそうじゃないですか?
相手の言った感想なんて翌日には忘れているはずです。
あなたが相手に言った感想に興味を持てないくらい、相手もあなたの感想に興味を持っていません。
なので、安心して自分の気持ちや感情を言ってほしいんですね。
会話するのが、ずっと楽になりますよ。
楽しくなります。
では。