人は一生で多い人だと5万回も自己紹介をすると言われています。
営業職の人は仕事がら、自己紹介をする機会が多そうですよね。
自己紹介はとっても大切です。
最初の第一印象であなたの印象がほぼ決まってしまうからです。
しかも第一印象は無意識に相手の中に刷り込まれます。
そして、その無意識で感じ取ったことを確認するように会話のやり取りをします。
無意識で感じ取った印象と、今までの出会ってきた人の経験で何パターンかを想定します。
その後の会話のやり取りで「あ、この人はこんな感じだな」「この人はこのパターンだな」
と決めていると思います。
あなたもそうじゃないですか?
ニコニコ笑顔な人であれば話しやすそう、感じいい、仲良くできそうと思いますし、無愛想で真顔だったりすると、とっつきにくそう、会話が続かなそうと、会話が苦手なのかなと想定して接すると思います。
ですので、自己紹介では「自分の思ってもらいたい」印象を持ってもらえるようにしましょう。
例えば「この人は面白そうだな」とか「この人は楽しそうだな」などです。
自己紹介で大切なポイントは2つあります。
「話し方」と「話す内容」です。
それぞれポイントをお話しします。
自己紹介の「話し方」の大切なポイント
「話し方」とは話す内容以外の部分ですね。あなたの表情や喋り方、声のトーン、身なり、風貌です。
話す内容よりも、あなたの見え方で良さそうな人だなとか感じいいなと感じてもらえます。
ニコニコ、ハキハキ、シュッとする。
以下の3つを気をつけましょう。
1. 笑顔でニコニコ
2.ハキハキと明瞭に明るいトーンで話す
3.姿勢を正す。お腹を凹ませ、背筋をシュッと伸ばす。顎をちょっと上げる。
ちなみに、手をパーにしたあと小指を薬指を握る。すると腹から声が出しやすくなりますよ。
俗にいう、ええ声が出しやすくなります。
自己紹介で「話す内容」の大切なポイント
次は、話す内容です。名前を言って「よろしくお願いします」だけだとちょっと物足りなさを感じますよね。
自分がどんな人間か、どんなことができるのか、どのように見られたいかを加えましょう。
今回はテーマが「面白い自己紹介をしたい」という内容なので
ちょっと面白みのある話をして相手にクスッと笑ってもらうことを想定してみます。
1.キャラを認定させる
よく〇〇と言われます。この前もこんなことがありましたとエピソードを入れる内容
顔が〇〇に似てると言われます。今までの歴代あだ名も〇〇なので、ここでも〇〇になると思います。
2.趣味や得意なこと
「〇〇が趣味ですまたは〇〇が得意です。なんでも聞いてください!」とアピールする内容。
自己紹介を聞いた人も「〇〇が得意なんですか?」と聞きやすくなり、話のキッカケを作ることができます。
3.自分の名前、容姿、出身地、性格をいじって笑いにする。
自分にちなんだことを自分でいじって笑いに持っていく方法。
いじるときには「AなのにB構文」または「AなのでB構文」を使います。
3-1.AだけどB構文
細野なんですが、体は太いです。
体は太いですが、気持ちは繊細です。
沖縄生まれですが、大雑把なのは苦手です。
大阪生まれですが、よく話にオチがないと言われます。
足は短いですが、気は長いです。
3-2AなのでB構文
太田なので、体も太いです。
体も太いので、性格も図太いです。
沖縄生まれなので、性格も大雑把です。
大阪生まれなので、よく喋ってしまって周りにうざがられます。
人気ランキングが低い栃木県生まれなので、目立つのが苦手です。
4.時事ネタやあるあるを繋げる
トレンドのワードを特技に入れる方法
29歳、メジャーリーガーの大谷選手と同じ歳です。大谷選手のように頑張りたいと思います。
特技はSGDSです。お弁当は残さず食べます。のような、理由のわかるちょっとしたエピソードを付け加える。
特技は長時間労働です。業界にありがちな特技ですが、前の会社でもとっても働いてました。のような理由のわかるちょっとしたエピソードを付け加える。
5.趣味や特技を少し捻る
趣味、特技、好きな事にもAなのにB構文を使えます
趣味はダイエットですが、特技はリバウンドです。
趣味はスポーツ観戦ですが、スポーツすることは苦手です。
猫が大好きなのですが、猫アレルギーで触れません。
好きな食べ物はカニなんですが、カニアレルギーで食べれません。
注意点
シチュエーションによって自己紹介の長さや内容は変える必要があります。
飲み会やマッチングなどの完全プライベートでの自己紹介
婚活パーティ、異業種交流会など、ある程度目的がある集まりでの自己紹介
仕事での転職や、部署異動での挨拶の時でのフォーマルな自己紹介
相手が知りたい情報が変わるはずですので、修正をしましょうね。
そして、場の空気を見ることが肝心です。
自己紹介を聞いている人数によって場の空気も変わります。
人数が多くなればなるほど、笑いも起きにくくなります。
スピーチのように大人数に向けて話す場合、同じことを話しても笑いが起きる時もありますし、起きない時もあります。年齢層によっても変わります。
気心知れてる仲間が多ければ笑いも起きやすいですが、自分が新参者だったり、全員が初対面の場だと笑いは起きづらくなります。
あなたもそうだと思いますが、人って自分の知らない人の話は面白いと感じません。
同じ話をしても笑いが起きる場合と起きない場合がありますので、起きない場合はご自身を責めないでくださいね。
ぶっちゃけ、翌日には誰も覚えていませんから。
あなたが他人の話を覚えていないのと同じくらい相手もあなたの話を覚えていません。
ま、しょうがないな。ついてなかった。と割り切って、ひきずらないようにしましょう。
では。