会話で話題が出てこないとき
会話や雑談で「何か話さなければ」と思っても何も出てこない、、、何かいい方法はないですか?というご質問をいただきました。
こういうのありますよね。僕もしょっちゅうありましたからわかります🤗
今回は、こちらの解決策をお話ししたいと思います。
何か話さなければと思っても何も出てこない人の特徴は、思い出そうとする対象が漠然としている。
ざっくりとしているんですね。
僕もそうでした。何か話題を探すときに、「昨日『何か』なかったかな?」という問いかけを自分の中でしています。
『何か』の対象がすごく広いんです。なので脳内検索する時に時間もかかるし、キーワードが何も引っかからないのです。
これを解決するには、そこに感情というフィルターを一枚入れます。すると、脳内検索される対象がぐっと絞られて出やすくなります。
感情のフィルターを入れる
「昨日何かなかったかな?」と思い出すのではなく「昨日感じた感情は?」の方が思い出しやすい。
例えば
昨日、ちょっとイラッとしたことは何?
昨日、ちょっと虚しいと思ったことは?
昨日、ちょっとクスってきたことあったっけ?
昨日、ラッキーと思ったことあったっけ?
昨日、ちょっと感動したことなかったかな?
昨日、やってよかったぁっと思ったことは?
このように、感情フィルターを1枚入れることで、断然思い出しやすくなりますよ。
さらに、ポジティブ系の感情のフィルター(ラッキーや感動といったキーワード)をかければ、話題もポジティブなものになりやすいです🤗
「何かないかな」は脳内検索をするには漠然とし過ぎています。カメラで撮影するときに全部がピンボケしている状態と同じです。
そこで感情フィルターを一枚入れ、「イラッとしたことは何かなかったかな?」と問いかけてピントを合わせると、イラッとしたことが思い出されます。
断然、話が思い出しやすくなりますので是非お試しください。
勝手に会話のトレーニングができる
そして、これをすると、今度は普段の自分の感情に気づいていないと、出てこないとわかるんです。
すると、普段の自分の感情を客観的に見るようになります。「あ、今、自分こう思ってるな」と。
そして、明日話すんだったらこうだなと、その場でトレーニングすることができます。
この一連の流れが話のネタやストックになるんですね。
「何も話せない」状態というのは何も話すネタがない状態です。そこから脱出できる方法です。
自分の感情が動いたときに話のネタができてるんですね。感情が動いたときが話のストックになると考えると気持ちが楽になりませんか?
そして、聞き手は話している人の感情がどうなったかを聞いたり、感情に共感できると、面白いと思ったり、興味を持って話を聞けます。感情は会話や雑談においてとても便利なキーワードなのです。
今日はここまで。
では。