笑いのコミュニケーション講座を開催して、最後に質問タイムを設けているのですが、「笑顔が大切なのはわかるのですが、どんなシーンですか?笑って注意された経験があって笑わないようにした」
私は笑顔と笑うの認識が混同しちゃってるのかなと思ったので
「ちなみにどんなシーンですか?」と聞きましたが、はっきりとは覚えていないとのことでした。
このような覚えていないケースは結構多く、イメージで話しているケースが多いです。
抽象的で具体的ではないのです。実際には経験していない、自分の思い込みで発言していることもあります。
おそらく、笑ってはいけないシーンで笑っちゃってるのではないかな、と思いました。
例えば
営業成績が悪くて叱られているのに、ヘラヘラしている。
相手がシリアスな悩みを相談しているのに、ヘラヘラしている。
TPOをわきまえていないと笑いは不謹慎なものになってしまいます。
特に笑顔が大切なのは
初対面、商談を始める前、商談での雑談時、仕事のちょっとした立ち話、待ち合わせで会った時、相手の話を聞く時、他愛もない会話をする時、多くのシーンで笑顔だと良い状況が生まれます。
逆に笑顔ではいけないシーンを考える方が早そうです。
人と向き合って話しているときで、相手が怒っている時、シリアスな内容の時、真剣に相談をしている時、悩みの相談をしている時、困ってお願い事をしている時、、、
思いつくのこれくらいなんですよね。
結構、わかりやすいと思うのですが、、、なぜ笑ってはいけない時がわからないと相談されたのだろう。
よく思い出すと「笑う」って言ってたんですよね。
笑顔じゃなくて。
笑顔と笑うを混同して考えているのかな。
今後も考察していきたいと思います。