初対面で仲良くなれるコミュニケーション5つのコツ

初対面でのコミュニケーションのコツ

初対面の人と出会ったとき、どうすれば印象良く、すぐに打ち解けられるでしょうか?実は、ちょっとしたコツを押さえるだけで、初対面の人とも楽しくコミュニケーションができるんです。ここでは、そんな初対面コミュニケーションのコツを詳しく解説します。

1. 笑顔で好感度アップ!「素敵な笑顔ですね!」と言われる笑顔を

まずは、笑顔を心がけましょう。笑顔で、アイコンタクトを取りながら、開放的な姿勢で相手に接することです。

具体的には、口角を上げて歯を見せる「デュシャン・スマイル」を意識しましょう。目は相手の目を見つめ、時折優しく細めるのがコツ。姿勢は胸を張り、肩の力を抜いてリラックス。この3つを意識するだけで、相手に与える印象が大きく変わります。

自分が笑顔だと相手も笑顔になります。お互いが心地良い雰囲気を作ることができます。

「素敵な笑顔ですね!」と言われるように、自然な笑顔を心がけましょう。練習するなら、鏡の前で自分の笑顔をチェック。口角を上げる、目を細める、リラックスするなど、意識的に笑顔の要素を取り入れていきます。最初は作り笑顔でも、慣れてくれば自然な笑顔になっていくはずです。

2. 褒める「そのネクタイ、なんかいいですね!」

次に、相手を褒めまくりましょう。褒められて嫌な人はいませんよね。外見、性格、仕事ぷり、何でもいいので、とにかく褒めます。

例えば、「そのネクタイ、なんかいいですね!」「前回の企画書、わかりやすくてよかったです!」など、具体的に褒めるとより効果的です。外見なら、服装や髪型、アクセサリーなど。仕事なら、プレゼンのスキルや企画力、リーダーシップなど。性格なら、明るさや優しさ、面白さなど、何でも褒めるポイントは見つかるはず。

褒めるときは、単に「すごいですね!」だけでなく、具体的にどこが良かったのかを伝えることが大切。「プレゼン資料の図解がわかりやすくて、複雑な内容もスッと頭に入ってきました」など、具体例を交えて褒めると、相手もきっと喜んでくれるでしょう。

3. 質問して話を広げる

相手の話に興味を持ち、質問して話を広げましょう。「そのプロジェクト、大変だったんでしょう?どんな苦労がありましたか?」など、相手の経験や感情に寄り添う質問を投げかけると、話が弾みます。

例えば、「前回の営業先開拓、なかなか大変だったみたいですね。どんなところが難しかったですか?」「新しいシステムを導入されたそうですね。使い勝手はどうでしたか?」など、相手の話題に食いつきながら、掘り下げていきます。

さらに、共感を示すことで、一気に距離が縮まります。「わかります!私もそんな経験があって…」「営業先開拓、本当に大変ですよね。うまくいかないとガッカリしちゃうし…」など、自分の経験や感情を織り交ぜながら、相手に共感を示していきましょう。

4. 笑いのクラウチングスタートで「隙あらば笑う」

相手が面白い話をしそうだと感じたら、笑うつもりで話を聞きましょう。隙あらば笑う姿勢。これを「笑いのクラウチングスタート」と呼んでいます。クラウチングスタートとは、陸上競技で用いられる出発姿勢のこと。つまり、面白い話が来る予感がしたら、いつでも笑えるように構えておくのです。

具体的には、相手が話している時、目を大きくして口角を上げるように意識します。「面白い話が聞けそ!」とワクワクした表情を心がけましょう。

自分が笑顔でいると、相手も思わず笑顔になるもの。「なんだか面白い話しそうだな」と期待を込めた表情をしていれば、相手も口角が上がり、楽しい話をしてくれるはずです。笑いは伝染する。クラウチングスタートで、いつでも笑える態勢を整えておきましょう。

5. 少しディスる

2、3個褒めたあとに、少し軽くディスってみるのも効果的です。

相手がちょっとした言い間違いや、勘違いをした時に「えーーーっ!」とか「ちょっと、ちょっとーー!」と笑いながら軽いツッコミを入れてダメ出しをする。

相手はそれまでに褒められているので、流れ的にこのディスりは本気で言われているとは思わないのです。

そして、相手が失敗話をしてきたら「ダメじゃん!」とツッコミを入れて拾ってあげて、相手の期待に応えてあげる。あと、ダメな部分をいいですねーと逆に褒めて皮肉っぽく言う(ちょっと表現の仕方が難しい!)。

それから、どうでもいいことでディスる。

本人に関係ない部分を関係ありそうに言う。例えばランチなどで「てか、君の注文したパンの形おかしくね?」とか、「てか、A君の皿デカすぎじゃね?」とか、本人でどうこうできる問題ではない部分をディスる感じです。

ただし、ディスりすぎは禁物。あくまで軽い冗談程度に留めることが大切です。相手の嫌がることをディスったり、デリケートな話題に触れたりするのは論外。ディスった後は、「でも、いいですねー」など、ポジティブな言葉を続けたり「自分もよくあります〜」など共感フレーズでフォローして気遣いを見せましょう。

上手くいけば、お互い笑えて一気に距離が縮まります。普段の何気ない部分をディスられることで、相手も「こいつ、よく見てるな」と感心してくれるはず。たまにはディスってみる、これもコミュニケーションを楽しくする一つのスパイスなのです。

まとめ

以上、初対面でも仲良くなれるコミュニケーションのコツを詳しく解説してきました。笑顔、褒めまくり作戦、話を広げる質問力、笑いのクラウチングスタート、少しディスってみる、これらを意識して実践していけば、初対面の人とも楽しくコミュニケーションできるはずです。

でも、やりすぎは禁物。あくまで自然体が一番です。相手のことを思いやりながら、楽しくコミュニケーションをとっていきましょう。初対面の人との出会いが、もっと楽しくなりますように!

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