エピソードトークができない人の最大の特徴とは?
おはようございます。松本です。
さて、今日はエピソードトークができない人について少し書きたいと思います。
僕もエピソードトークはめっちゃ苦手でしたので、エピソードトークが話せるようになりたい方の気持ちがよくわかります。
面白いエピソードトークの威力は絶大です。
一撃でその場で笑いが起きます。
周りにいるエピソードトークをさらりと話す人がめちゃめちゃ羨ましくて、尊敬します。
エピソードトークには大きく分けてネタが面白い場合、話し方が面白い場合、あと両方とも兼ね備えている場合の3つがあります。
まずはネタが面白い場合について考えたいと思います。
エピソードトークができない人の最大の特徴が、まず話が思い出せない。これです。
なぜエピソードトークが思い出せないのか?
「この前さー」と言って、サラリと話し始める人が羨ましくてしょうがない。
なんで、そんなに話を覚えているんだろう、記憶力めっちゃいいやん!
あなたもこう思ったことないですか?
エピソードトークができない人の最大の特徴は、エピソードトークを思い出せないから。
覚えていないんですね。
エピソードトークがすぐ出てくる人を見ていると、パッと思いついたように見えますよね。
実際、エピソードトークがすぐ出てくる人は、パッと話が出てくるそうです。
なぜ、そんなにすぐ出てくるのか聞いてみると、どうやら普段から誰かに話そうとして、目の前の現象を見ているようです。
それが頭の中に残っていて、ある感情(楽しいとか、悲しいとか)が引き金となってそのシーンが思い出され、エピソードトークとして出てくると言っていました。
だから、側から見ると瞬間的に閃いているように見えますが、それは普段から、誰かに話そうという意識があるからなのです。
思い出せない最大の理由は、誰かに話そうとしていないから。
エピソードトークを話そうとするのであれば、普段からエピソードトークを話そうと意識しておくことが大切ということになります。
禅問答のようになってしまいましたが、全然エピソードトークが話せない、なぜあんなに話が出てくるのだろう?と思っている方にとっては目からウロコのはずです。
まずは、誰かに話そうと思って日常の出来事を見ること。
しかし、生活している中で面白いことなんて、そうそう起こりませんよね。
そのうちに、誰かに話そうという意識も忘れてしまい、意識できなくなってしまいます。
そして、エピソードトークが話せないという悪循環に陥ります。
エピソードトークが話せないを回避するには
エピソードトークが話せない悪循環を回避するにはどうすれば良いか、です。
それは、形を決め、それにはまっているかどうかで物事をみる。です。
しかし、人が感じる面白いは多岐に渡ります。さらに、個々人で面白いと思えるポイントやツボも違います。
ですので、面白いと感じるシーンを限定します。
最小公倍数的な感じで3つに絞ります。
出来事の最後に次の3つの言葉でツッコミが入れることができればOKです。
・お前がいうな
・意味ないじゃん
・勘違いや言い間違い
この3つの視点を持って、エピソードトークのネタを拾いにゆきます。
常に、この3つの状況が発生していないかどうか、フィルターをかけながら日常を過ごします。
クセになるとさほど意識しなくても大丈夫になります。
何もないところから、面白かった事象を拾い出すより、最初からアンテナを張っておき、そこに引っかかるかどうかで見る方がはるかに楽です。
漁で例えると、一本釣りではなく投網。
このようにフィルターをかけて日常を観察することで、面白い現象が見えてきます。ネタが見つかりやすくなります。
エピソードトークの作り方
さらに、話の作り方について書いてゆきます。
これもやはり、まず形を決めます。
王道ですが、起承転結。
まず、when,where,who,what,why,how,doの5W1Hとdoを使って、話をざっくりとまとめます。
話は、結→転→承→起のように起承転結の逆から作っていきます。
ですので、最初に結(オチ)の部分を決めます。
この話のオチは何になるのかを決めます。
キーワードはdo,why,what,howになります。
どうした、何だった、こんな理由だった、どのようになってた。
という意味を含んだ文章になります。
転の部分は、「なのに」とか「だけど」といった意味を含んだ文章になります。
この「なのに」とか「だけど」の文章の前と後でギャップが生じると、面白いエピソードトークになり、笑いが起きます。
起承の部分は、話す相手によって、状況説明が必要な場合は少し長くなりますし、変わります。キーワードwhen,where,who,do,what,howになります。
いつ、どこで、誰が、何をしていた、どのようにしていた。という意味を含んだ文章になります。