トークスキルがあげたい、そんな講座ないかなぁ。
社内での何気ない会話
デートでのやりとり
お客さんとの雑談
こんなシーンでもっとトークスキルがあったらなと思うことありますよね。
手取り早く習って身に付けたいけど、そんなトークスキルの上がる講座って探してみてもなかなか見つからないはずです。
個人向けのコミュニケーションとか話し方系の講座のほとんどが聞き上手になりましょうっていう講座だからです。
そんなあなたに、今日は笑いのコミュニケーションスクールでお伝えしている、聞き上手だけではなく、自分から話すことでコミュニケーションスキルを高める講座の内容を、一部抜粋してお伝えしたいと思います。
ここでいうトークスキルとは「その場が盛り上がるような会話のスキルや、会話のやりとりにおいて笑いが取れるスキル」のことを指しています。
マシンガントークでブワーーー喋るのもトークスキルの一つだと思います。最近の有名なユーチューバーの方が矢継ぎ早に話し、それがちょっとトレンドっぽくなっていたりします。
が、ユーチューバーでもないあなたが、画面の向こう側にいる相手に話すわけでもなく、目の前に相手がいるのに喋りっぱなしだと、空気読めない人になってしまいます。心の距離感が測れていません。
話しているご自身の中で確立されたトークスキルのようなものがあって、ブワー喋りまくる。これ実はトークスキルのようなものはなく、感情にまかせ同じ話をずっと繰り返していたりするパターンが多いです。
あと、頻繁に強制的に相手に同意を求めるパターンや、笑うよう仕向けるパターンも多いです。
これは相手との心の距離感が近くないと面倒臭く感じてしまい、愛想笑いMAXで返します。愛想笑いするのも疲れますけどね。
話をしている方は気持ちが良いかもしれませんが聞く側はしんどいです。
なので、その場にいる相手と盛り上がるようなトークスキルを本日はお話しします。
その場にいる相手と盛り上がるようなトークスキルを身に着けるにはどうしたら良いでしょうか?
まず、ステップ1で空気を作る。その後にステップ2で笑いを取りにゆく。
この2段階で考えることがトークスキルの向上につながります。
その場にいる相手と盛り上がるトークスキル
トークスキルが上がる講座|笑いのコミュニケーションスクール
ステップ1空気を作る
・1-1笑顔
・1-2褒める
・1-3軽くけなせす
ステップ2笑いを取りにゆく
・2-1テレビやネットなどでよく見聞きするキーワードをいれる
・2-2例える
・2-3逆にする
ステップ1 空気を作る
トークスキルが上がる講座|笑いのコミュニケーションスクール
最初に会話の空気を作ります。
知ってはいるけど、まだ相手の人となりがわかっていない程度の状況です。
1-1笑顔
まずは笑顔です。何においてもまずは笑顔。笑顔で接しましょう。
ほとんど知らない相手に対して、こちらができる最大のプレゼントは笑顔しかありません。
笑顔で接することで、「あ、この人なんか話しやすそうだな」とか「この人感じいいな」とかプラスのイメージを持ってくれます。
ですので、こちらが笑顔を見せると相手も笑顔になってくれます。
逆にあなたが笑顔じゃなかったら、相手も笑顔になってくれません。先に笑顔をプレゼントするくらいの気持ちで良いです。
相手が先に笑顔で接してくれたら、もちろんあなたも笑顔で返しましょう。
ちなみに、笑顔で返してくれない人は、その時他の心配事があったり、別のことを考えているかもしれませんが、おそらくリアクション薄い人です。あなたとフィーリングが合わないと思ったら早めに会話を切り上げましょう。
1-2褒める
褒めましょう。褒められて嫌な気分になる人はいません。
笑顔と同じくらい褒めましょう。
とは言っても、褒めるのは慣れていないとパッと褒められないのである程度の場数が必要です。
最初の頃は、相手の外見や行動などで「いいな」とか「すごいな」とか思ったら、褒めてあげてその理由も一緒に添えてあげましょう。これはご自身がいいと思ったものでよくて、褒められた相手の価値観と違っても構いません。
相手も「いや実は自分はこう思ってるんです」とさらにコメントを返してくれたり、さらに会話の糸口が出てきて話が膨らみます。
褒める時に表面的に言ってしまうと、微妙な感じになる時がありますので、「自分は〇〇がダメだから(そこと比べて)すごいと思う」と自分と比較して褒めると嘘っぽくなりません。
また、その人のやったこととかを褒めるときは、元々どんな状態からそこまでなったのかというような成長プロセスを褒めるとどんなパターンでも褒めることができます。
1-3軽くけなせす
これは諸刃の剣でもあります。
諸刃の剣ではありますが、コミュニケーション能力の高い人はほとんど持ち合わせているスキルです。
彼らは突然相手をけなすことはしません。また本当に悪口をいう訳でもありません。
いきなり「けなす」と相手もムッとしてしまい、空気が悪くなるからです。ドストレートに悪口も言いません。
本当の悪口ではなく、ちょっとした軽〜いダメ出し程度のレベルです。
コミュニケーション能力の高い人は「褒めて褒めて空気を作った後に、褒めながら軽くけなす」という褒めるとセットでけなしています。
どうやら「Aはすごい+なのに+Bはちょっとだめですね」の方程式を持っているようです。
プラスとマイナスでトータル0になるのようなイメージです。
例えばサッカーを社会人になってからもしていて本気具合がすごいと褒めた後に、食事はあまり食べないし何でもいいという話題になった場合
「サッカーへの情熱はすごいのに、食べ物への興味薄過ぎですね」
のように褒めたことの対比となる感じでコメントすると嫌味なく軽くけなせます。
今の例は食べ物でしたが、他にその人が興味の薄いものの話になったの時に「Aはすごい+なのに+Bはちょっとだめですね」方程式を使ってみてください。
ここで相手が笑ってくれたらだいぶ空気が作れた、場ができたと判断しましょう。
ステップ2 笑いを取りにゆく
トークスキルが上がる講座|笑いのコミュニケーションスクール
すでにステップ1の環境が整っている場合や、もう人となりもだいたいわかる、それで通り一辺倒な会話ではなく、笑いのスパイスを入れたい場合に覚えておくと良いスキルを2つ
2-1テレビやネットなどでよく見聞きするキーワードをいれる
テレビやネットでよく見聞きするワードやフレーズを会話の中で使う方法です。
具体的にいうと、最近ですと、「アベノマスク」とか「ソーシャルディスタンス」と言ったワードです。
全然間に合ってない場面で「アベノマスクかと思った」というふうに使えます。
お願いしたけど断られそうなときに「ソーシャルディスタンス取られてるわ〜」と距離を取るとか離れているというニュアンスの代わりに使います。
会話の中でよく見聞きするワードが出てきたら「ふふっ」と笑いが起きやすくなります。
あらかじめ準備できるところが便利で誰でも使いやすい方法です。
2-2例える
例えるはとても便利です。相手との関係性ができてなくても、うまく例えられただけで笑いがおきます。
例えるは瞬発力でその場で例えることができたら最高なのですが、例え慣れてないうちはいい例えが思い浮かびません。
ですので、最初は自分で聞いて面白いと思った例えをそのまま使うという作戦をとりましょう。
例え慣れるまで、移動中などに目に入るものを例えてみたり、喜怒哀楽の感情が出たときに例える練習をしてみましょう。
例えば、、、
失礼なことを言われた時に
「僕がゴルゴだったら狙撃されてますよ」
「ケンタッキーででファミチキ注文するくらい失礼」
気まずい時に
・お客さんの名前が出てこない時くらい気まずい
・旦那のお母さんの習い事を結果的にディスった感じになった時くらい気まずい(ちょっと長いですね笑)
こんな感じです。
例えも、事前に用意したり、準備できるのが便利です。
2-3逆にする
これは中級テクニックですが、通常の会話の流れの逆をいうことによって、普段とは違う会話の流れになり笑いが起きるというパターンです。
褒められて普通だったら「いいえ、それほどでも」というところを「やっぱり?自分でもすごいと思うわ」といってみたり
全然できてないのに「できてるしね」とできている体で話を進めたりするスキルです。
”普通この流れならこうなるのにこうなった”という予定調和が崩れる感、期待が裏切られる感が出ると笑いが生まれます。
こちらは用意ができないので、瞬発力が必要ですが常に会話の中で、逆にしたら面白くならないかと考えているうちにコツが掴めてきて、パッと言えるようになります。
まとめ
トークスキルが上がる講座|笑いのコミュニケーションスクール
ということで、今回はブログ上でトークスキルが上がるプチ講座を開催しました。
もっと具体的に知りたいという方は笑いのコミュニケーションスクールの講座を受講してみてはいかがでしょうか?
ではまた。