オンライン講座をやってるんだけど、、、
講座がカタイ雰囲気んだなー
盛り上がりに欠けるなー
もっとリラックスして欲しいなぁ
リアクションが薄いなぁー
もしあなたがオンライン講師をされていてこんなふうに思っているなら、この記事はお役に立てると思います。
これまでに笑いのコミュニケーションスクールで実践してきて700人もの生徒さんにお話ししてきた講座が盛り上がるコツをお話します。
僕の講座はもともと、笑いのコミュニケーションスクールといって
会話の中でどうしたら笑いが起こせるのか?という講座をしているのですが
よく、ストアカの先生や講師の方が
講座で笑いを起こして盛り上げたい
受講者さんとの距離を縮めたい
カタイ雰囲気を何とかしたいという理由でよく参加されるんですね。
で、なるほど、確かに「笑い」という要素は
場を盛り上げたり
人との距離を縮めることができる最大の武器だな
と思うのと同時に
僕が講座の中でやっていること自体が
勉強になるとよく言われるようになったので
今回はオンラインで講座を開催するにあたって、どうしたらせ参加者さんが盛り上がるのか、生徒さんのノリが良くなるコツをお話していきます。
ちなみに生徒さんは大体5、6人を想定しています。多くても10人までかなと思っています。
最初が何と言っても大切です。
5つのポイントでまとめました。
1. ファーストタッチ
1-1. 名前を呼んで挨拶をする
第一印象はとっても大切です。オンラインではなおさらです。
まずは、受講者さんが入ってきたら、事前にお名前を控えておき、「〇〇さん、こんにちはー!」と明るく元気に挨拶をしましょう。
ここで、受講者さんもつられて笑顔で挨拶してくれれば大成功です。
たまに、笑顔が苦手な方もいらっしゃるのですが、そういったかたはちょっとだけニコってしてくれます。
それでOKです。
とにかく、最初のファーストインプレッションで笑顔と明るい声で受講生さんをおもてなします。
1-2. 雑談をする
そして、入ってこられたらすぐに、雑談を始めます。
話す内容は最初から決めておきます。
どこから参加しているか?とストアカの利用頻度です。
1どこから参加しているか聞く
「〇〇さんは、どちらからご参加してくださってますか?」
近場→「うわ、近いですねー、ほぼ同じエリアですね、出会ったことあるかもしれませんねー」
遠い→「うわー、遠いところからご参加ありがとうございますー」
このように返しの台詞を最初から用意しておくと
スムーズに雑談が流れます。
さらに
2ストアカの利用頻度を聞く
ストアカで集客している場合
「ストアカは何回目ぐらいのご利用ですか?」
「2、3回」→「まだ慣れない中、私の講座を選んでいただいてありがとうございますー!今日はよろしくお願いします」
「5、6回」→「結構受けてらっしゃるんですね。たくさん講座ありますもんね、そんな多くの講座の中から私の講座を選んでいただいてありがとうございます〜」
ストアカで集客をしていない場合は、別のプラットフォームだったり、こういう講座はよく参加されるんですか?という質問を用意しておいます。
そして、まだ、一人目で時間がたっぷりある場合は
「どんな講座を受けることが多いですか?」
「なぜ、この講座を受講しようと思われたんですか?」
とこのような質問を用意しておきます。
こうすると自分の講座が選ばれた理由やニーズを知ることもできるし、他の受講者が参加するまでの間をつなげますので一石二鳥です。
1-3. 褒めるポイントが目についたら褒める
ここの部分は必ずではないですが、受講生さんの目についたポイントを褒めましょう。
褒められて嫌な人はいません。
気がついたら褒めましょう。
褒める対象はだいたい以下になってくると思います。
背景が綺麗、おしゃれ、かっこいい
声がいい
表情がいい
リアクションがいい
メガネ、ネクタイ、帽子、ネックレス、イヤリング、ピアスなどの小物がなんかいい、目がいく。
この5つのポイントになります。
皆さん胸より上の部分になりますので褒める部分も限定されてきます。
2. 講座開始
2-1. 開始してすぐにワークに参加してもらう
最初に、皆さんはこんなことありませんか?とあるあるのクエスチョンを3つ用意して、
実はこれ、過去の僕の悩みでした。と続けます。
例えば僕の講座だったら
あなたはこんなことないですか?
1.何か面白い話してって言われても何も思いつかない
2.期待してフラれたのにいい切り返しができない
3.冗談言ってスベるのが嫌だから言わないようにしている
実はこれ、昔の僕の悩みでもありました。
そして
では、自分も同じかもなーって思う方は手をあげてもらっていいですか?と言って
では1の何か面白い話してって言われても何も思いつかない、、、あー皆さん手が上がりましたねー僕と同じですねー
では2.期待してフラれたのにいい切り返しができない、あ、これは〇〇さんと〇〇さんのお二人ですねー、そうですよね、こういうふうに思いますよねー
では3.冗談言ってスベるのが嫌だから言わないようにしている、あれ?これはあまり手が上がらないですねー
こんな感じで共感を得ると同時に、受講者さんに動いてもらって
あ、この講座は手を上げさせらるんだな、参加させられるんだなと思ってもらうことが大切です。
そうすることで、こちらが質問したことや、こちらのお願いに素直に動いてくれるようになります。
最初、講座が始まってすぐ、3分以内にやることが大切です。
2-2. みんなでポジティブな行動を一緒にする
皆でポジティブな行動を一緒にすると一体感が生まれます。
全員がリラックスして、講座のおカタイ雰囲気を崩すことができます。
オンラインでやりやすいポジティブな行動は、拍手になりますのでここではみんなで拍手をする方法をお話します。
私の講座は「講座のグランドルール」を最初に受講者さんにお伝えしていまして、
音声・カメラはONでご参加ください。
リアクションは大きく(拍手の練習)
他人を誹謗中傷するような暴言・発言はお控えください。講座の途中でもご退出をお願いします。
の3項目をグランドルールとして行っています。
そして、この講座の注意事項の中に、「リアクションを大きく(拍手の練習)」という項目をあえて作って、ここを読むときに以下の説明をします。
講座の中では、結構ワークがあったり、私が質問したりします。
発表された方を讃えるために、皆さんで拍手をお願いします。
そうすることで、発表した方も気分がいいですし、講座自体も盛り上がりますので、ご協力よろしくお願いします。
でも、いきなり拍手してくださいって言ってもなかなかできないと思いますので、今から拍手の練習をしたいと思います。
僕がこれから、拍手ーって言って拍手しますので、
僕と同じような勢いで拍手をお願いします。
2回練習しますね。
OKでしょうか?
はい
では、1回目いきます。拍手ー、ぱちぱちぱちー、いいですねー
では、2回目いきます。拍手ー、ぱちぱちぱちー、いいですねー
はい、OKです。
今日の皆さんは拍手がめちゃくちゃうまいです。最高です。
こんな感じで拍手していただけると、発表した方も気分いいですし、
講座も盛り上がっていきますのでよろしくお願いします。
3. 自己紹介
3-1. 自己紹介でギャップを作る
自己紹介では〇〇だけど△△のようにギャップのある自己紹介ができると
参加者がクスッとしてくれます。
あ、ちょっと冗談言ってもいいんだなと理解しますので
ユーモアのある自己紹介をしてくれる受講者さんが現れます。
3-2. 自分がなぜやっているかを語る
自己紹介の中で、なぜ自分がこの講座をやっているかを話します。
そうすることで、自分のこの講座に対する熱意や意気込みを伝えることができるので受講者さんが引き込まれる要因になります。
「もともと自分は全然ダメだったが、こんなことをやって今は克服した、自分でもできたから皆さんもできる」こんなフォーマットを使うと共感を得られながら、自分の熱意を伝えられます。
3-3. 自分の実績を話す
自分は受講者さんに教えるに足る人間であると伝えます。
受講者さんは素人や自信のない人に教えてもらいたいとは思っていません。
どこかでNO1になったっとか、何回教えてきたとか、何年やってきたとか、何でもいいので、自分は受講生さんに教える価値があると伝えましょう。
そうすることで、受講者さんの聞く体勢ができます。
この聞く体勢を持ってもらうのが大切です。
4. 集中を切らさない
4-1. すぐわかるクイズやワークを取り入れる
講座が始まってからは、10分ないしは15分に一度、受講者さんに話す機会をもうけます。
人は15分以上聞きづつけることができません。テレビのCMが15分に1回あるからという説があります。
どんなにいい講座でも飽きてしまいます。
なので、10分から15分に一度、受講生さんにしゃべってもらいます。
しゃべると言っても、本当にベラベラ喋られてしますと時間内に講座が終わりませんので
講座の理解度チェックと称して簡単なクイズを出します。
簡単にわかる○✖️クイズとか
簡単にわかる穴埋め問題です。
簡単でいいのです、質問して答えて「正解です!」とか「天才です!」と褒めてあげればOKです。
みんなニコニコ笑顔になります。
4-2. 終始、笑顔と大きめリアクションを心がける
笑顔はめちゃくちゃ大切です。
ずっと笑顔だと、先生の人柄がいいとか、明るい雰囲気の講座だったと言われます。
さらに、頷きとか、笑うとか、手を叩くとかリアクションをいつもの3倍増しでやります。
体を使ってリアクションします。
オンラインでは、非常に表情が無表情に映りますし、首から下が見えないのでリアクションも薄く写ってしまいます。
なので、意識的に笑顔を常に意識、動きを大きくします。
そうすることで、常に動きがあり、受講者さんからみると賑やかな講座の映ります。
動きやすくするために、私は立って講座を行なっています。
使用している器具を下にリンクを貼っておきますので、ご参考くださいません。
4-3. 最後に参加者を励ます
これはテクニック系とか学び系の講座について言えることですが、最後に参加者さんも必ずできると励ましてあげましょう!
そうすることで、参加者さんもやる気が出ますし、「自分でもできるかも」と思ってくれます。
受講者さんがご自身で思っている以上に、あなたならできると信じて受講者さんに接しましょう!
そのスタンスが相手に伝わり、相手も本気になってくれます。
5. オンライン講座で使用している器具
オンラインで講座をするときに、立って講座をすることをお勧めしています。
声も張るし、動きも大きくできるので、生徒さんんが飽きずにすみます。
また、照明は必須です。生徒さんに元気があるように見えます。
画面写りがいいだけで「なんかいい先生だな」と感じてしまいます。
5-1. Velbon ファミリー三脚 EX-440
立って講座をするための三脚です。
動きやすいので、受講者さんのコメントに自分も大きいリアクションを取りやすくなりますので受講者さんが飽きにくくなります。
5-2. サンコー カメラ三脚用ノートPCデスク CLHCMAL2
ノートパソコンを三脚に載せることができるようになるトレーです。
5-3. Beamo Ring Light 12″joby
俗にいう女優ライトです。
顔が照らされて明るくなると生徒さんにも明るく見えて、表情も明るくなります。
画面や顔が明るいだけで、明るい空気になってしまいます。照明の威力は絶大です。