仕事の話ならできるけど、それ以外の話になると何を話していいかわからないというご質問でした。
結論から言うと、話題はなんでも良いですし、相手がめちゃくちゃ忙しそうにしていなければどんなタイミングでもいいと思います。
しかし、ご質問いただいた方の話を聞いていくと、話をして盛り上がらなかったり、だから何?みたいな感じになるのが嫌っぽいんですね。
話の方向性や着地点が見えないまま話すとこうなりがちです。
わかります。なんで今その話してきた?と思われたり、つまんない話だなって思われたら嫌ですもんね。
会話の着地点を共感して終わるということに決めると、だいぶ話しかけやすくなります。
話題もさほど悩まなくて良くなります。
さらにお話を聞いていくと、その方の話し方のクセが見えてきました。
そして、その癖は、僕の講座に来られる方によくあるクセなのです。
どういうクセかというと、事実や出来事のみを話して、相手の反応を待つ。
具体例で出していきたいと思います。
例えば、ニュースでブレーキとアクセルを踏み間違えて車がコンビニに突っ込んだと言うニュースの話をする場合こんな言い方になります。
「今日、ニュース見てて、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、おじいさんが車でコンビニに突っ込んだっていうニュースやってたんだけど、、、どう思う?」
こんな感じです。
これを聞かれた相手は質問の意図を考えますので「どう思う?」に戸惑ってしまいます。
本当に思ったことを言えばいいのか?ポジディブコメントが欲しいのか、ネガティブコメントが欲しいのか?
共感すればいいのか?反論が欲しいのか?
コメントを返すのに色々と考えないといけないので、とてもストレスのかかる問いかけになってしまいます。
ちょっと短気な人だったら「どう思うって、どう言うことよ?」と語気強めに返されたりします。
聞いた人が返しづらい問いかけになっているんですね。
なので、出来事と一緒に自分の思ったことや感じたことをセットで言うと、相手も返しやすいですよ。とお伝えしました。
先ほどの、車がコンビニに突っ込んだニュースだと、、、
「今日、ニュース見てて、ブレーキとアクセルを踏み間違えて、おじいさんが車でコンビニに突っ込んだっていうニュースやってたんだけど、めちゃくちゃ怖いなぁって、ガラスとか粉々になるし、棚もグシャグチャになるし、弁償のお金どれくらいかかるのかと思ったらめっちゃ怖いなぁって」
このように自分の思ったことや感情を入れます。
そうすると聞いた相手は「あ、この人は怖いと思ったんだ」と思います。
そして、その怖いの部分に反応して「確かに怖いよね。自分のおじいさんとか親とかがコンビニ突っ込んで人とか跳ねたらさ、最悪だよね」
と返しやすくなります。
出来事に対してどうこう意見するよりも、思ったことや感情に「そうそう」と共感する方がはるかに答えやすく、会話も重ねやすくなります。
なので、会話の最終地点が共感で終わるというゴールが見えていると話しかけるハードルも低くなりますし、何話していいかわからない、というお悩みも小さくなると思います。
もう少し具体的に知りたいという方はぜひ講座もやっておりますので覗いてみてくださいませ。