笑いが取れる話し方のトレーニングがあったら受けてみたいと思いませんか?
こんにちは、松本えるおーです。今日は書籍の紹介をしたいと思います。
タイトル:オモシロイ会話が続く笑いのトレーニング ワラトレ
著者:殿村 政明
出版:中経出版
この本を読んだきっかけ
話し方のトレーニング|面白い会話が続くワラトレ
元芸人さんで、ご自身でもコミュニケーションの講座や講演をされている殿村さん。
笑いのあるコミュニケーションをとってもらうための「笑伝塾」を経営されていて僕の憧れの人でもあります。
そんな殿村さんが伝える、笑いが取れる話し方とは?スキルとは?
気になって本を手に取りました。
話し方というスキルは練習すれば身につけることができます。
オモシロイやつは絶対トクです。人は笑うと、心の扉を開けてくれるのが、ものすごく早い。その結果、本音トークができて円滑なコミュニケーションができる。
この一文はめちゃくちゃ共感します。
誰もが心の扉を早く開けてほしいし、開けたい、早く心理的距離を縮めたいと思っています。本音トークができて円滑なコミュニケーションができたらどんなに楽しいだろうと思っています。
どうしたらできるんだろう?はい、この本に答えがあります。しかも、使えるフレーズとともに。
読後感想
話し方のトレーニング|面白い会話が続くワラトレ
こんなに笑いを取るための話し方のトレーニングに特化した本は他にないと思います、、、いや、僕の知る限り無いですね!すごいですよ。
一つ一つのトレーニングに具体事例がたくさん載っているので、自分で応用がしやすいのも素晴らしい!
会話の中で急に実践するのは怖いなぁ〜と感じる方は、トレーニングで出てくるフレーズをそのまま使っても十分オモシロイので、最初はマネから始めた方がいいですよ。フレーズをそのまま覚えて、使う。最初の一歩はこれが一番です。
さらに話し方のトレーニングだけでなく、ネタの収集方法や作り方まで披露されていて、殿村さんの書籍は他にもあるのですが、この本が一番惜しみなくスキルやテクニックが詰め込んであると思います。
本は読んだことを忘れるので、ことあるごとに開き、「あ、そうだった、そうだった。このフレーズあったわ」とか「このジェスチャーあったなー」と確認するようにすると身に付きますので、定期的に読むことをお勧めします。
このブログのように別に書き出すのも効果的です。それぐらい実践的な書籍です。DVDなくても読むだけでも十分です。
おすすめポイント3つ
話し方のトレーニング|面白い会話が続くワラトレ
僕がこの本で絶対やってほしいトレーニンを3つ紹介します。
- 擬音+ジェスチャー
- オモシロイ自己紹介の方法
- ネタ収集の方法
1 擬音+ジェスチャー
擬音の方程式が助かります。「ポッコーン」や「パッカーン」といった、「〇ッ+〇ー〇」という、ちっちゃい『ッ』+後ろで伸ばす『ー』方法はめちゃめちゃ便利で使えます。ピッキーンとかシャッキーンとか何にでも応用が効きます。
加えてジェスチャーです。ジェスチャーが1番簡単な強力な武器である、とおっしゃているようにジェスチャーだけで笑いが取れると言うシーンも多々あります。擬音+ジェスチャーは非常にシンプルかつ強力なテクニックです。しかもすぐに誰でも実行できることなのでめちゃめちゃ便利です。
2 オモシロイ自己紹介の方法
これはいろんな本でも書いてあるんですが自己紹介はめちゃくちゃ大切です。決まった自己紹介のフレーズがあるならそれを練習しておき、初対面の人にいうことによって、インパクトがあり面白い人だなぁと思われますよね。
ここまでいろんな本に書かれていると、逆に自己紹介を考えていないと損をしてしまうんじゃないかとさえ思います。
さらにこの本の特徴は面白い自己紹介の仕方が書いてあります。これは文中からの引用ですが「こんにちは整形を5回繰り返したら木村拓哉になれると言われた〇〇です」なんて言われたら、笑ってしまいますよね(笑)。こんなテンプレート的に使える事例が載っているのも嬉しいです。
3 ネタ収集の方法
ネタ集めと言われて面白いことないかなーと探すのも良いですが、より簡単にネタを集める方法があります。それは日常生活の中でえっと驚いたりなんだこれはと疑問を持つことです。
世の中の常識から大きくはみ出している異変は一般的に誰でもウケる笑いの原点です。
いろんな異変に気づくよアンテナを磨かなければいけません。もし面白い話をしたいのであれば。
ネタと言うと漫才のネタみたいにフリやオチが必ずあるものを想像すると思いますが、一般の方が話題の1つとしてウケるにはそんなロングの長編じゃなくてもいいんです。長くても1分程度で十分です。皆が共感する話題の本をたくさん持っておくことが面白いひとの条件です。
本書の概要
話し方のトレーニング|面白い会話が続くワラトレ
ほんの概要を目次から引用しつつ解説してゆきます。
第0章 表情&リアクション
初対面の時まあまあ面白い話をしているのに全然人引き込まれない人と話はそんなに面白くないのに引き込まれてしまう人がいます。
その1番大きな違いは表情がちゃんと顔に出ているかどうかということです。リアクションは笑いだけでなくすべての会話において重要です。
リアクションは相手の話を聞いていますよと言うシグナルであり相手を喋りやすくする気配り術だからです。
第1章 ジェスチャー
ジェスチャーとは主に手を使って相手に何かを伝える、簡単で強力な武器です。人を笑わすとなれば必要不可欠なものです。
キレの良いジェスチャーには何かを表現するためのメリハリをつけることが大事です。そのためにスピード感、オーバーアクションは欠かすことができません。
同じジェスチャーをしても受ける人と受けない人が出てくるのはこのキレがあるかないかなのです。
第2章 擬音
基本は笑のスキルの中でもハードルが低く簡単に受ける言葉の響きのマジックです。超初心者向けのテクニックが擬音です。トレーンングもしやすいですね。
第3章 ジェスチャー+擬音
ジェスチャーは人の視覚から、擬音は聴覚からイメージさせるテクニックです。
この2つを同時に使うと相乗効果が発生しか笑えるトークスキルに変身します。
ジェスチャーと擬音のダブル攻撃は特にお勧めする笑のスキルとのことなので、簡単に爆笑を狙いたいならまずはジェスチャー+擬音のトレーニングをやってください。
第4章 自己紹介
自己紹介とは初対面の人に自分のことを知ってもらったり覚えたりする覚えてもらったりするためのものです。
勇気を出して笑を使った自己紹介ネタで好感度上げてみてはどうでしょうか。自己紹介の後にたくさんの人が喋りかけてきてくれますそれは笑いを取るだけで喋りやすいとても気さくな人に見えるからです。
そういう人にはいろんな情報が入ってきてビジネスチャンスやプライベートなつながりも当然増えていくでしょう笑いになる自己紹介は一生ものになりますからぜひ本気でトレーニングしてみて下さい。
第5章 ツカミ
ツカミとは一発目から笑いを入れてリラックスさせてあげると言う気配りです。
ツカミを入れて相手の心を開いてからしゃべると言う気配りがあるかないかの違いなんです。初対面にツカミを入れておくと自分自身もリラックスできてかっこつけずに相手とコミニケーションを取りやすいのです。
第6章 ボケ
人から何か言われたときにいつもまともに返していませんか?たまにはボケてみるというのも楽しいですよ。
ボケには緊張を一回リセットし和ませる力があります。ボケるときに大切なのは正解や常識を知っていてわざと外しすということです。
聞かれたことに対して関係性のあるものでボケる。相手がツッコミたくなるように必ず大きく外す必要があります。
この章ではボケ脳になるため脈絡関係性を考えて大きく外すトレーニングをしてもらいます。
第7章 ツッコミ
ツッコミとは簡単にいうと、正解や常識をいうことですが、そこで重要なのは「人をほっとかない愛情」と「声のトーン」です。
第8章 スベリ止め保険
誰でも一度は滑った経験があるはずです。ただ滑った場面を笑いに変えられると言うことを知っておくとスベることもおいしいんだなと思えるようになります。
普通滑ったと恥ずかしがったり無言になりがちでスベったまま話を続けていたら相手はどうリアクションしていいかわかりませんよね。
そのままだと聞いてる相手にも失敗したと言う空気が伝染しとても気まずいムードが漂ってたりします。
そんな時にこのスベり止め保険のは聞き手に対する気配りになります。これは本当にフレーズを知っているだけで活用できるのでとても便利です。
第9章 例え力
例える力とは誰もが知っている身近なものに置き換える事です。
例えとは難しい事柄を何かに置き換えて相手がイメージしやすいようにして説明してあげる力です。
ビジネスシーンでも「ちょっと難しいなぁ」とか「イメージできないなぁ」って言われたときに「例えばですね」っと使ったことがあると思いますそれと同じです。
第10章 ネタ収集
ネタ集めと言われて面白いことないかなーと探すのも良いですが、より簡単にネタを集める方法があります。それは日常生活の中でえっと驚いたりなんだこれはと疑問を持つことです。
ネタと言うと漫才のネタみたいにフリやオチが必ずあるものを想像すると思いますが、一般の方が話題の1つとしてウケるにはそんなロングの長編じゃなくてもいいんです。長くても1分程度で十分です。
第11章 ネタ帳作り
ネタ帳と言うと芸人さんだけが持っているような感じを受けますが簡単に言うと話題のネタ元です。
どんな状況でもアドリブがバンバン出ればそれに越した事は無いですが、そもそもアドリブとは記憶の中の引き出しがいっぱいあると言うことです。
その引き出しを作ってくれるのがネタ帳です。ネタ帳の作り方は人それぞれで構いませんが、参考のために次の流れでポイントを解説します。
ステップ1:メモ帳に驚きや異変をメモする→ステップ2:自分の拾った異変や驚きにツッコミを入れる→ステップ3:八割の人が共感するかと言うフィルターで確認する→ステップ4:清書用のノートにいつどこで誰が何をどうしたかを確認する→ステップ5:ダメ出しのツッコミを書く→ステップ6:ネタを使うシーンごとに分ける。
まとめ
話し方のトレーニング|面白い会話が続くワラトレ
オモシロイ会話が続く笑いのトレーニング ワラトレについて引用多めで解説しましたが、実際には具体的に使えるフレーズが満載です。
本じたいがノウハウ、テクニック集のようなものですので、ぜひご購入してトレーニングしてくださいね。
では。