会話や話し方の本厳選5冊

会話や話し方の本厳選5冊

僕は今まで会話や話し方といった、いわゆるコミュニケーションの本や書籍は100以上は読んできました。電子書籍になっているものもあります。本当に読んでよかった、本当に為になったの本をご紹介します。

まず最初に残念な真実をお伝えします。本を読んだだけでは会話は上手くなりません。実際に会話をしないと上手くなりませんでした。なりませんが、それでも会話や話し方でためになって面白かった厳選の5冊です。

ご紹介する5冊です。

  • 頭の回転が速い人の話し方
  • 誰とでも3分でうちとけるほんの少しのコツ
  • 年収が10倍になる!魔法の自己紹介
  • 誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール
  • 京大卒芸人が教えるスベらない話し方

    以下に1冊づつ紹介してゆきます。


    頭の回転が速い人の話し方
    (著者:岡田斗司夫氏)


    会話や話し方の本厳選5冊


    本書を読んだら、ほかの話し方本は副読本にしかならない」というキャッチフレーズに惹かれ購入。


    最後まで読むと本意が書かれており、「本書の内容を理解することでほかの話し方本のテクニックをより自在に操れるようになる」ということのようです。ユニバーサルトークと戦闘思考力で頭の回転が速い人になれるという内容です。


    戦闘思考力とは次の3つのことをさします。



    • ハイパワー思考力

    • とんな価値観にも合わせられる応用力

    • 強く頼れる自分


    この中のハイパワー思考とは頭の3つのギアを使い分けれることをいい、3つのギアとは



    • トップギア:正確性や解答の信頼性は低いけど回答までのスピードを重視した頭の使い方

    • ミドルギア:リラックスして自分で考えている時の状態

    • ローギア:自分の言っていることを自分で疑ったり、相手の言っていることを吟味する頭の使い方


    頭の使う速さを三段階にわけてトップギア、ミドルギア、ローギアと言っています。


    ユニバーサルトークというのは、たとえばAとBとCの考え方もよく分かる、だからそれぞれの主張を取り入れながらD’という方向性を探るのはどうだろうか?あるいはEという方向性もあるよね。として、AでもなくBでもなくCでもなくDでもない、誰もが納得す答えを探す。反対意見や消極的意見を肯定しながら、意見を合意形成してゆく方法です。小難しそうですが、私なりに超訳すると妥協しまくって意見をまとめる、ということです。


    誰とでも3分でうちとけるほんの少しのコツ
    (著:鈴木あきえ氏)


    会話や話し方の本厳選5冊


    王様のブランチのレポーター歴10年のあの明るい女性です。
    ツッコミも切り返しも面白い、明るくて楽しそうだなぁ、美人なのに全然面白キャラですごいなと思った人です。
    はじめにから引用します。


    人見知りで、引っ込み思案なタイプで、学校でも目立つ方ではなかった。所謂内弁慶で中の良い友達だけにしか素の自分を出せない話し下手な子だった。でもブランチのレポーターをするようになって、誰にでもできる、ほんのちょっとのコツを意識するだけで会話は驚くほど楽しくなります。コミュニケーションに才能は入りません。そのコツとは、、、



    • 話しかける

    • 笑顔

    • 自己紹介を鍛える

    • 会話を楽しませること


    スベった時や怒らせた時のフォロー言葉を用意しておく


    など、シンプルでわかりやすく書かれており読みやすい書籍です。特に自己紹介の「私は〇〇です」と自分のキャッチフレーズを20個書き出しておく。の部分を読んで、なるほどなぁと思いました。


    鈴木あきえさんが書かれた、誰とでも3分でうちとけるほんの少しのコツに書いてあった、自己紹介のキャッチフレーズをどんな視点で書けば良いかもっと知りたいと思って見つけたが本が、、、


    年収が10倍になる!魔法の自己紹介
    (著書:松野恵介氏)


    会話や話し方の本厳選5冊


    印象に残る自己紹介のしかたのノウハウについて書かれています。具体的には



    • 人から言われて嬉しかったことをそのまま使う

    • 「悪いところ」+「良いところ」の組合せ

    • 「自分な好きなこと」+なんでも聞いてください。

    • 私○○な人にすかれるんです。

    • 自分の一番の特徴を分かりやすい言葉で形容してみる。

    • 自分のデメリットをメリットにひっくり返す。


    プラスアルファの一言をつけ加えるためのネタの探し方



    • 仕事をしていて一番嬉しかったエピソード

    • 仕事をしていて一番苦しかったエピソード

    • 長所、褒められること、好きなこと

    • 短所、指摘されること、嫌いなこと

    • 自分あるある

    • 資格、免許、特技


    など、自分のキャッチコピーを考えるにあたってのヒントが網羅されています。


    誰とでも15分以上会話がとぎれない!話し方66のルール
    (著者:野口 敏氏)


    会話や話し方の本厳選5冊


    いろいろな本屋にずっと置かれ続けている本。ロングセラーでマンガ化もされています。長く売れ続けているものには理由がある。はじめにから引用します。


    もしかしたら皆さんも、会話が途切れる、続かないという悩みを抱えていませんか?会話は人間関係を築く上で欠かせないもの。いつまでも会話に不安を感じていると、人と話すことさえ煩わしくなり、豊かな関わりを持てなくなってしまうかもしれません。こうした悩みを全て解消できるのが本書です。

    会話力が自然とアップする「話し方ルール」をステップごとに詳しく説明しています。例えば、15分以上話すステップはこんな感じです。

    まず5分!>相手の話をとにかく「聞く」
    スイスイ10分!>自分の気持ちをちょっぴり「話す」
    楽勝で15分以上!>相手に「質問」しながら話題を広げる

    このステップで話を進めれば、会話は10分、20分、30分と面白いほど膨らみ、はずんでいきます。また、聞き方、話し方、質問の仕方などにもコツがあります。一例を挙げましょう。



    • 相手には「共感の言葉」を送る

    • 次の言葉に迷ったら「でしょうねー」

    • 「ふだんの行動」「行動のクセ」は誰からも歓迎されるネタ

    • ネタが尽きたら「そういえば・・・ですよね」と過去に遡る

    • 知らない話題は、相手を主人公にする質問でバッチリ

    • 「・・・の時、あなたはどんな人?」で大爆笑


    このように本書では会話をつなげたり、はずませたりする方法を具体的にアドバイスしています。
    (略)
    なお、是非とも知っておいてほしいことがあります。会話で伝えあっているのは自分と相手の「気持ち」だということです。「会話は言葉のキャッチボール」ではなく「気持ちのキャッチボール」なのです。話し方のテクニック以前に、この基本を忘れないようにしましょう。


    さすが15年以上も売れ続けている名著です。時代が変わっても変わらない原理原則が多く書かれています。


    京大卒芸人が教えるスベらない話し方
    (著者:夏川立也氏)


    会話や話し方の本厳選5冊


    元芸人であり経営者でもある著者が今までの経験値をフルに開示して書かれている本で、日常生活で使えるフレーズが豊富に載っています。


    少し、本文をご紹介すると、、、


    本書では、「笑い」のテクニックを駆使して、相手に気持ちを伝えて感情に変化をもたらす話し方のテクニックを余すことなく紹介しています。なぜ、話し方なのに「笑い」なのかって?それは、著者が、落語家桂三枝の門を22年前に叩いた、「元祖京大卒のお笑い芸人」だからです。それに何より「笑い」という反応は、人の心を元気にするからです。


    全編で「笑い」のノウハウを紹介しながら、「気持ちが伝わる場の空気」から「話しやすくさせる聞き方」「話すことへの苦手意識の克服方」「自分の気持ちを伝える話し方」「相手の心をつかむ話し方」の順で説明しています。


    著者の20年に及ぶお笑い芸人としての経験、19年間の経営者としての経験、そして現在年間200社を超える企業・団体で成果を挙げている講演・研修・コンサルティングの経験を総動員して、使えるものにしています。


    冒頭でも触れた通り、具体的で豊富なフレーズが載っており日常で使えます。使えるフレーズがたくさん載っています。あと、すぐアガってしまう人の対処法や場の空気の作り方など「話」に付属する悩みや困りごとへの対処法も書かれてあり、守備範囲の広い本です。


    まとめ


    会話や話し方の本厳選5冊

    まとめ


    以上、僕が今まで100以上読んできた中で、会話や話し方について為になり、お面白かった本を厳選してご紹介しました。全て具体的なフレーズが書かれていて、実用的ですのでぜひご一読をお勧めします。


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